電解イオン水洗浄システム導入案内
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電解イオン水(アルカリ性電解水、酸性電解水)洗浄導入の為の実験テストの流れ
当社では、電解イオン水洗浄の導入にあたり、お客様の洗浄対象物の洗浄テストを実施しております。コンベヤ式スプレー洗浄装置を始め、超音波洗浄装置、回転テーブル式スプレー洗浄装置などのテスト装置があり、お客様からお問い合わせいただいた内容をもとに、目的・課題を解決するために最適な洗浄試験の実施が可能です。また洗浄品質の確認のため、残留油分測定(非分散赤外線吸収分析法)や濡れ性評価などを実施しております。
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電解イオン水洗浄導入検討の為の水販売およびデモ機の貸し出し
当社の電解イオン水洗浄システムを導入検討していただくにあたり、お客様ご自身でのテスト用として、アルカリ性電解イオン水、酸性電解イオン水、純水をサンプル販売させていただいております。その他、洗浄剤や電解イオン水専用防錆剤のサンプルも販売もさせていただいております。また、お客様使用設備での連続テストのために、実機を導入・検討していただくにあたり、使用目的・使用方法等をヒアリングさせていただき、電解イオン水生成装置のデモ機の貸し出しについてご相談いただけます。
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電解イオン水洗浄装置導入のための水質の確認
お客様の原水が電解イオン水を生成するうえで問題無いかどうか、事前に分析をしておく必要があります。ご使用になる原水は日本の水道水レベルの水質を推奨しておりますが、地域によって硬度や電気伝導度といった特性が異なるため実際にご使用になる水(水道水、工業用水、井戸水等)を分析し、適切に電解イオン水を生成できるのか事前調査いたします。海外に設置されるお客様においても、前処理装置を設置することで電解イオン水を生成できることがありますので、弊社までご相談ください。
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電解イオン水洗浄装置を導入する際の関係法令について
電解イオン水に限らず、水系の洗浄装置は水質汚濁防止法で規定されている特定施設(令別表1の合番号65.酸・アルカリによる表面処理施設)に該当すると考えられます。水系洗浄装置の導入を検討される際には、お客様のほうで各自治体までお問い合わせをお願いいたします。また、排水を下水道に流される場合も、各自治体によって温度や水素イオン濃度(pH)、油脂類の基準であるノルマルヘキサン抽出物含有量、生物化学的酸素要求量(BOD)などの水質基準が定められています。詳細は地域の下水道局などへお問い合わせください。