減容化装置
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廃液をグッと減らす!環境とコストに貢献する減容化装置
当社の減容化装置は、水溶性洗浄液の中の水分を蒸発させて廃液を少なくすることで、廃液量を最大90%削減します。廃液処理にかかるコストを抑え、環境負荷の軽減にもつながります。タッチパネルを使った簡単操作で、濃縮倍率の設定や処理完了の通知機能を備えています。さらに、装置の安全性とメンテナンスのしやすさも特長です。導入いただいたお客様では廃液削減によるコスト削減だけでなく、洗浄液の品質維持により製品の洗浄性が安定し、品質改善の効果も得られています。
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減容化装置の仕組みと用途
洗浄槽から定量的に洗浄液を抜きとり、蒸発させることで液を減容し、廃棄量を減らすことが出来る装置です。水溶性の汚れや、エマルジョン化したクーラント液などは通常の油水分離装置などで回収することが出来ませんので、通常は全量、産業廃棄物として処理されています。当装置は廃棄する洗浄液を濃縮減容することで廃液の量を減らし、産廃処理コストを下げることを目的にしています。事前にサンプル液をいただき、発泡性などを確認することで、減容処理可能か確認することが出来ます。
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減容化装置の設置事例
洗浄装置において、油水分離装置と併用して使うことが多い装置です。油水分離装置で浮上油や油滴を除去したあと、減容化装置で濃縮減容処理を行います。減容化装置にはポンプなどを使って圧送する必要がありますので、油水分離装置と併用する場合は油水分離装置から洗浄液を供給します。蒸発させた水分は建物外に排気する必要がありますので、減容化装置から屋外まで、排気ダクトを施工する必要があります。なお発泡性の液体については処理できない場合がありますので、詳しくはお問い合わせをお願いいたします。