Environmental Products環境商品事業

用語集

水切り・乾燥工程

水切り・乾燥工程とは、洗浄後の部品や製品に残った水分を効率的に取り除き、乾燥させる一連の作業工程を指す。この工程は、後工程での加工精度や製品の品質に直結するため、洗浄ラインにおいて非常に重要な役割を果たす。水切りでは、重力、圧縮空気、遠心力などを利用して表面の水滴を物理的に除去し、乾燥工程では加熱や熱風、真空、赤外線などの手段を用いて残留水分を蒸発させる。

工程の特徴として、対象物の材質や形状、洗浄液の性質に応じた方法を選択することが重要である。精密機器や電子部品では熱や湿気による変形や劣化を防ぐため低温乾燥が採用されることが多く、金属部品では高温や強制風乾による効率的な乾燥が行われる。近年では、風量増幅ノズルやロータリーブラシ、ヒートサーキュラ機構などの技術を組み合わせることで、短時間で均一な乾燥を実現し、省エネルギー化や作業効率向上にも貢献している。

適切な水切り・乾燥工程の導入により、後工程での錆や汚れの再付着を防ぎ、製品の仕上がり品質を安定させることが可能となる。また、装置の自動制御や乾燥条件の最適化により、作業者の負担を軽減しつつ、連続的で効率的なライン運用を実現できる。水切り・乾燥工程は、洗浄工程全体の品質を支える重要な要素である。

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