Environmental Products環境商品事業

用語集

共振周波数(超音波)

共振周波数(超音波)とは、超音波装置や洗浄槽において、振動体や液体が最も効率よく振動する周波数のことを指す。この周波数で駆動すると、エネルギーが最大限に伝達され、液体中に発生するキャビテーションの強度や密度が高まり、洗浄効率が向上する。逆に共振周波数から外れると、振動が弱まり洗浄力が低下するため、装置設計や運用において重要な指標となる。

超音波洗浄では、洗浄液に超音波振動を伝えることで微細気泡を生成し、気泡の発生・崩壊による衝撃で汚れを除去する。このとき、共振周波数で駆動することで、気泡の生成効率が高まり、洗浄効果が均一かつ安定する。洗浄対象の形状や材質、液体の種類や温度によって最適な共振周波数は異なるため、条件設定や装置選定が重要である。

共振周波数の適切な運用により、洗浄効率の向上だけでなく、洗浄時間の短縮、エネルギー消費の抑制、ワーク損傷の防止が可能となる。精密部品や医療機器、電子部品などの高精度洗浄において、超音波洗浄の性能を最大限引き出すための基本概念であり、工程安定化と品質確保に不可欠な要素である。

あ行

か行

さ行

た行

な行

は行

ま行

や行

ら行

わ行

Sustainability

エコなものづくりで
エコをつくる

サステナビリティ

採用情報Recruit

大切なことを大切にする
働き甲斐No1企業へ
挑戦する会社

お問い合わせContact