Environmental Products環境商品事業

用語集

サイクロン分離器

サイクロン分離器とは、液体や気体中の微粒子や固形物を遠心力を利用して分離・除去する装置である。流体がサイクロン状の通路を高速で旋回することで、比重の重い粒子が遠心力によって外周に集まり、下部に落下して回収される一方、清浄な液体や気体は中心部を通って排出される。フィルターや濾材を用いないため、目詰まりが起こりにくく、大量流体の処理にも適している点が特徴である。

サイクロン分離器は、工業用水の前処理、洗浄液や廃液の固形物除去、排気ガス中の粉塵捕集など幅広い用途で利用される。分離効率は流量や旋回速度、粒子の大きさや密度によって変わるため、用途に応じた設計や運転条件の最適化が重要である。また、分離された固形物は下部の回収部に集められ、定期的に排出や清掃を行うことで安定した性能を維持できる。

この装置を活用することで、洗浄液や排液の再利用促進、装置や配管の目詰まり防止、省エネ運用が可能となる。製造現場や洗浄工程において、固形物除去と工程安定化を両立させるための重要な周辺装置である。

あ行

か行

さ行

た行

な行

は行

ま行

や行

ら行

わ行

Sustainability

エコなものづくりで
エコをつくる

サステナビリティ

採用情報Recruit

大切なことを大切にする
働き甲斐No1企業へ
挑戦する会社

お問い合わせContact