Environmental Products環境商品事業

用語集

液だまり対策設計

液だまり対策設計とは、設備や装置内部、洗浄ラインにおいて液体が特定箇所に滞留(液だまり)することを防ぐために行う設計のことを指す。液だまりは、洗浄液や化学薬品、冷却液などが残留することで、汚れや微生物の繁殖、腐食、薬液濃度の偏りなどを引き起こす原因となるため、工程の品質や設備の長寿命化に影響を及ぼす。

液だまり対策設計では、槽や配管の傾斜、排出口の位置、流路形状、循環方式などを工夫し、液体が自然に流れ落ちる構造にすることが基本となる。また、表面材質や角部の丸み付け、内部凹凸の最小化などにより、液体の付着や滞留を防ぐ設計が施される。さらに、必要に応じて排水ノズルやエアブローなどの補助装置を組み合わせ、洗浄後の残液を効率的に除去できるようにする。

このような設計を取り入れることで、洗浄効率や衛生管理の向上、薬液使用量の最適化、設備の腐食防止、工程安定化が可能となる。液だまり対策設計は、品質維持と安全性確保、環境負荷低減を両立させる、洗浄ラインや製造設備における重要な設計要素である。

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